Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

見た

東京都写真美術館へ行って「私を見て!〜ヌードのポートレイト」観てきました。元々は、『肖像 ポートレイト写真の180年』というテーマの写真展みたいで、3部作の第2部だったみたい。第1部は「侍と私」なんていうタイトルだったから観に行かなかったよ・・・。もうちょっと別なタイトルだったら観たいと思ったのに^^;
ヌードはヌードでも、写真技術黎明期から現代に渡った、写真の歴史に沿った展示だったのでおもしろかったです。いろんなプリント方法が見れた。やっぱし鶏卵紙にプリントしている写真が好きだなあ。と言ってもどういう方法でプリントするのかまったくわからないんだけどサ(こういうのがもっと理解できれば良かったのに)。大体ほとんどがゼラチンシルバープリントでしたが、中にはゴム印画やプロムオイル印画など、なかなか見られない作品も見れたので良かったです。参加していた写真家はほとんど有名な人です。三島由紀夫の「薔薇刑」を撮った細江英公パティ・スミスを撮ったメイプルソープが印象に残った。ちょっと苦手だったんだけど、生でプリント見てそれがちょっと変わった。あとは篠山紀信が意外に良かった(失礼)。いかにもというか、カワイイものをカワイく撮る印象しかなかったんだけど、展示されていたカルメン・マキや褐色のリリは、写真集として持っておきたかったなあ。
第3部の「20世紀肖像」もおもしろそうなので観に行く予定です。