Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

1か月

経ったところで余震収まらないね。それどころか7日は宮城、昨日今日は福島、今朝は千葉東方沖と、緊急地震速報の音におびえながら生活しています。文字通り、からだのふるえがとまりません(以下弱音です)。
いい歳した大人が、と笑われてもいいです。「じしん」と漢字で書けないほど不安定です。不安定なところで心療内科から処方された安定剤も効かないし、認知行動療法もする余裕がありません。あれだけかけた時間はなんだったの、と思えるほどに、人間は自然の前では無力です。
まだまだ余震が続くのかと思うともうウンザリです。被災地の人に比べれば・・・と思って生活してきたけどもう限界です。幼いころからじしん恐怖症だった自分にとって、毎日生きて行くのが本当に苦しい。それでも会社に行かなきゃいけないのが苦しい。不謹慎かもしれないけど、被災地以外でも苦しんでる人がいることを知ってください。せっかく治まった病気がまたここにきて再燃している気がします。今日は仕事にならなかったので早退させてもらって、採血(異常なし)と点滴(ここ1週間ロクに飲まず食わずだったため)を受けてきました。自己管理が出来ないのは、社会人として情けない。
ツイッターでは揺れるたびに弱音を吐いて、大事な人たちに励ましてもらっている状態です。本当に申し訳なく思う。でも弱音を吐くのをやめられない。レスを読むたびに涙が出る。みんな「だいじょうぶ!」って言ってくれてるのに、大丈夫な自分を見せることができなくて苛立ちます。余震が落ち着いてきた頃、大丈夫な自分が見せられたらいいのですが、その頃までみんないてくれるかな、こんな自分にうんざりしていなくならないかなって、そんな不安すらある状態。
ケータイが鳴らす速報のビープ音はなんとかならないでしょうか。あの音だけで心臓がばくばくして、冷静さが保てないんです。
何もかもが不安で、何もかもがこわいって、いったい誰に試されているんだろう。