Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

診察日

嵐のような数日でした。
ジェイゾロフトを半減したあとの土曜日。突然の気分の落ち込み、動悸、死にたいと思う衝動。わたしはめったに「死にたい」と思わないんですが、この日ばかりは頭の中が「死にたい」だらけでした。予定していた用事をキャンセルし、家に帰っても頭がぼうっとして熱く、頭痛がするので鎮痛剤を飲む。しかし頭痛は治まらずに動悸も起こる一方。夜、ベッドに入ってもそれが治まらず、「死にたい」から今度は「死にたくない」が頭の中を支配しました。オットに助けてもらおうかと隣の部屋(うちは夫婦別室です)へ行ったけど、オットはすでに夢の中。とりあえず自分の部屋に戻って「明日の朝がきますように」とひたすら祈りまくってた。
無事に朝が来て、「これはオカシイ」と日曜日に診察へ。主治医はいなかったのですが、代わりの先生に薬を処方してもらいました。『死にたい』『死にたくない』の衝動は、ジェイゾロフトを半減したことによる離脱症状だったようです。なのでジェイゾロフトを1錠増やし、トレドミンが1日4錠から6錠に増えた。ふるえもひどかったので震え止めの薬ももらった。これで安心かと思いきや、動悸はさらに強まり、頭痛も治まらず、とにかく体中が暑くて暑くて仕方がなかった。
8/30の診察日、カウンセリングで号泣し、診察でも号泣。体がつらいのと、約束が守られなかった残念さと悔しさと、自分だけが空回っている空虚感と、なんでいまさら過去の話をしなきゃいけないのかという怒りの気持ちがぐちゃぐちゃになって、涙が全然止まらなかった。この日のカウンセリングの内容はほとんど覚えていない。ただ、「やっぱり自分は誰からも必要とされていない」「自分は孤独だ」「孤独でも生きていかなきゃいけない」と言ったことだけは覚えている。
主治医には、「まだ(オットと)こども(を作るかどうか)のこと話してんのー」という言葉がスイッチとなってやっぱり号泣。泣きながら診察を受け、主治医の先生の言葉に笑い、そして泣き、なんだか自分の感情が忙しかった。先生には「ジェイゾロフトはゆっくり減らしていきましょう」「震え止めの薬が日曜日に出たけど、副作用がいやなのでなくしましょう」「抗うつ剤の副作用は、情緒不安定もあるから、いま貴方が泣いているのはそのせいだと思う」と言われた。抗うつ剤飲んでるのに副作用が情緒不安定かあ・・・あほらしい、と、ぼぉっとした頭で思った。
今日やっと、落ち着いてきたけど、やっぱり泣きたい気持ちが残ってて、いまはとにかくなんにも考えたくない。誰とも話せる状態じゃない。来週の診察までには落ち着いているといいな、と思う。休職中で良かった。こんな状態じゃ、とてもじゃないけど働けない。
泣いててほとんど覚えてないけど、先生に「来週、薬の整理をしましょう」と言われた気がするので、来週の診察は傷病手当申請書と一緒に持って行くのを忘れないようにしなきゃ。