Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

入院初日

お昼前に病院へ行き、入院の手続き。母と妹とたまたま休みだった同居人と4人で病院へ。


その前に、お店でコーヒー飲んで心を落ち着ける。ちなみに母たちと同居人は離婚以来だから3年ぶりのご対面でした。同居人には、一緒に暮らしているとはいえ一応離婚しているので、こんな形で会わせてしまって申し訳ないやらありがたいやら。
時間が来ていざ病院へ。様々な書類を渡し、入院する個室に向かう。最初、個室にするか大部屋にするかで迷ったけど、結果的に個室にして大正解でした。わたしのような神経質な人間に大部屋は絶対向かない。笑。それと、自分の部屋にトイレがあるという安心感は何物にも代えがたい・・・ということを、この日の夜中に知る。
ちなみに個室なのでスマホいじり放題。テレビも見放題だし音楽も聞き放題。一応本は持って行ったけど、妹が雑誌二冊も持ってきてくれたのでほとんど読まなかった。笑。スマホばっかりいじってたなー。2048というパズルアプリにはまり、そればっかやってた。笑。
個室のクローゼットに荷物を入れ、さっそくお昼が運ばれてきた。第一印象は、とにかくご飯(白米)の量が多い・・・!でも、おかずが薄味でおいしい。ご飯は残すがおかずは平らげる。病院食は味が薄いとか物足りないとかよく聞くけど、なんかそれはわかる気がする。でも普段から薄めの味が好きなので、わたしはなんの問題もなかったなあ。ちょいちょいデザートもあったし。
その後看護師さんから入院生活について説明があり、まずわたしが向かったのはシャワー室。笑。この日を逃したらしばらく入れないからね。シャワーから帰ったのち、おへその掃除。おへそから管を通して手術をするから、らしい。ちなみにネットでたまに見かけたアンダーヘアの処理はなかった。説明もなかった。病院によるのかな?
この日は看護師さんのほかに、手術を担当する主治医や麻酔科の先生が、それぞれ明日の手術の説明にきた。説明についてはとても丁寧だな、という印象。みんな「リラックスして今日は過ごしてくださいね」と、声をかけてくださる。このほかにも、手術室でかける有線や、アロマオイルを選んだりした。とにかく患者さんの不安を取り除こうといろいろ気を使っているのがわかる。なので初日で手術に対する不安はすっかり治まってしまった。ホントに明日手術するんだっけかな?ぐらい。笑
晩御飯も食べ終え、一抹の不安が・・・というのも昼過ぎに飲んだ下剤の効果がまったくない。おなかもゴロゴロ言わない。大丈夫かなー明日手術できんのかなーと思いながら就寝。・・・すると・・・キタ。
この日は何度トイレに駆け込んだかわからない。個室にトイレのあるありがたみ・・・入院が決まってスタッフさんから説明を受けた時、言われた通りに個室に決めて良かったよ・・・(「お金のことは気になりますけど、保険に入っていれば差額ベッド代出ますし、個室にトイレがあると何かと助かりますよ」と言われた)。そして眠れない。まあでも明日麻酔で眠れるからいいや・・・ぐらいに最終的には開き直り。笑。
短い睡眠時間を経て、手術当日を迎えます。