変化
自分が何で抗うつ剤を飲むようになったのか、手に取るようにわかった1冊。わたしは与えられた仕事を進める際、経験にあてはめて物事を進めようとするんだけど、それがそもそもの間違いだったんだね。本気で気がつかなかったよ。みんな、経験と勘を使い分けて仕事してたんだ・・・。ずーっと決まった仕事しかしてなかったもんなあ。勘なんか働かせず、経験だけでいい。そりゃラクなはずだ。仕事がナマモノだとわかって、考え方を変えようという気持ちが少しだけど芽生えてきた。
それから、「鬱は不幸な出来事が原因で発症するとは限らない。むしろ『変化』が起きた時に発症することが多い」と書いてあってそれにもはっとした。本文では、変化に対応できない人ほどうつになりやすいって書いてあったんだけど、自分がまさにそれだ。自分の考えに固執しすぎ、柔軟性がない。冗談めかして「変化を嫌う女なんで」とか言ってる場合じゃないって思った。
- 作者: 野村総一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/19
- メディア: 新書
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最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である
ダーウィンもこう言ってるらしいしね・・・。