Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

集中できない

お腹がすかなくなって半月。なにを食べればいいのかもわからん。体脂肪は減ったのに体重は減らない不思議。どっちでもいいんだけども(減った時のこわさを知っているから)。
突然ですが、わたしは自他ともに認めるファザコンです。もうすぐ父の日ですね。肩たたき券とか気持ちとか、テキトーなもので済ませてきたけど、最期にあげたのは手紙でした。読んだか読まなかったかはわかりません。この頃はもうだいぶ具合が悪くなっていたから。もともと春からこの時期は苦手だったけど(そもそも「すっごい元気!調子がいい!」なんて日はあまりないのだが)、さらに苦手になりました。特に今年は祖父のこともあったからかな。どれだけ気持ちを吐いてもラクにならんもんだねぇ。母はいま、どんな気持ちで過ごしてるんだろーとか思う。けど訊かない。訊いたところでどうしようもないことだから。七夕過ぎたあたりから、だんだん気持ちも浮上するんだと思うけど、いまはもう思い出しては時折涙が出ます。まだだめです。名前を知っているだけで別にファンでもなんでもないのに、先日亡くなったプロレスラーの記事とか読むだけでも涙が出ます。そうして、「“マタイツカ”なんてないんだ。大事なのは“イマ”なんだ」と思って(思いつめて)、逢いたいひとに逢いに行ったり、オットにべたべた触ったりしてしまうわけです(相手にとっちゃ鬱陶しいだけだろうけど)。
ちゃんと、仕事しなくちゃいけないのにできないです。なにも考えられない。こわいものに囲まれててこわいです。眠れないからといって飲むマイスリーごときで朝めっちゃフラフラで、なにもかもがうまく噛みあわない。ひとの気配のする箱のなかにいるくらいなら、だれもいない世界のがけっぷちに立たされていた方がマシな気分です。
ああでも、やっぱり独りはいやだな。