読んだ

人間失格 1 (BUNCH COMICS)

今年は太宰治生誕100周年とゆーことで、あっちゃこっちゃで太宰の作品を見かけますが、これは太宰作品のなかでも有名な『人間失格』を漫画化＆設定を現代化したお話。ぶっちゃけ自分のなかでは超ビミョー。悪くはないんだが、違和感がずっと残る内容だった。でもアマゾンヌのレビューやWebでの評価は高いんだよねぇ…。で、気になったのが「原作は読んでないんですがｗ」という言葉が意外と多い。読んでー。せめて読んでー。大した量じゃないから！夏休みでじゅうぶん読める量だから！それと同じくらい多いのが「太宰って暗いイメージがあるんだもん」という言葉。太宰治の作品をそこそこ読めば分かると思いますが、太宰という人間は暗いけど、“そういう暗さ”ではないと思いますよ。自分のなかでは「どうしようもねぇ男だなオイ」ですが、憎みきれないイメージ（嗚呼、これは一緒に入水自殺できるタイプかもしれないな…自分）。
話を漫画に戻しますと、次巻を読むことは…気が向けばあるかなあ。

人間失格 (新潮文庫)