Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

だれかおれをころしてくれ

からだがちぎれるほどにつらかったことを聞いておくれ…。
昨日、つきあって最初のクリスマスにオットからもらったネックレスを失くしました。なにげなく首を触っていたらないことに気がついた。軽くパニックになって、まず落ち着いて、それから服を脱いで確認して、コートとか先に脱いだ服を確認して、部屋を歩き回って、昨日立ち寄ったお店に電話して訊いてそれでもなくて、あとは道とか電車のなかとかに落っことしたかで、どれだけ探してもなかった。消えちゃった。
約10年間、ほとんど毎日身に着けていた大事なネックレス。なんかさー、同じように大事なものを失くしちゃったひとにはいつも、「○○ちゃんの身代わりになってくれたんだよ」って言うんだけど、もちろん自分の場合もそう思うんだけど、いざ失くしたら超ショック!だって、自分の人生の約3分の1を共に過ごしたんだよ、まるで自分の一部が欠けちゃったみたい。「カタチあるものはいつかなくなる」っていうけど、それでもなくなって欲しくなかったよぉ。
オットは笑って「失くしたモンはしょうがないよー」って言ってくれたけど、それでもごめんって思った。ずっと大事にしたかったから。ネックレスとおそろいのブレスレットはもう絶対に失くさない。この子とはこの先の人生を共にするんだ。…けど、やっぱりつらいよぉーーー。涙