見た - Tan-Tan

BUNGO-日本文学シネマ-
6作品、すべて良かったです。王様のブランチで告知を見てから気になって録画したのですが、谷崎潤一郎の「富美子の足」は、もう3回ぐらい見ています。変態…や、谷崎ワールド炸裂です。太宰治の「黄金風景」「グッド・バイ」も良かった。山崎まさよしかっこいー。どっかに落ちてないかなあ。梶井基次郎の「檸檬」は正直読むのをやめた作品だったのですが（合わなかったの…）、こうして映像として見ることができて良かった。陰鬱な演技の佐藤隆太くんがすごく素敵だった。
たったの30分しかなかったけど、どれもきちんとまとまっているように思えました。映像もすごく綺麗だった。再放送はBSで見れるようです。DVD発売するくらいなら、もう一度地上波で再放送してもいいんじゃないかね。最近のドラマは番宣代わりにすぐ再放送してるくらいなんだし。
こういうドラマを見ると、昔の深夜ドラマを思い出します。NIGHT HEADとか。あの頃は実験的な作品が多かったなーと思います。ああいうところから岩井俊二も出てきたような（ifシリーズ）。テレビ局にお金があったからできたのかなあ。やっぱりお金は大事だねぇ。