人生の効率化

昨日久しぶりに金スマを見た。勝間和代さんの特集。勝間さんの整合性が取れてないところを少しでも暴こうと奮闘する安住アナが面白かった。笑。彼のキャラならではだったなあ…。
番組中、効率よく生活するにはどうすればいいかを説明する勝間さんを見て、『世にも奇妙な物語』を思い出した。タイトルは忘れちゃったんだけど、国民が効率よく（だったかなー）生きるための法案が可決されて、世の中がそういうふうに変化するっていう話。たとえば、レストランの店員が客に「お待たせいたしました」って言うよね？それだと長ったらしくて時間の無駄だから「お待た」って言うようになるの。途中まではフフッと笑いながら見ていたんだけど、その効率化についていけない人間も当然ながらなかには居て、その人が「そんなに効率よく生きる方が良いっていうんだったら、俺なんか生まれてすぐに死んじゃえばよかったんだ」っていうセリフが、ずっと頭の中から離れない。
人にはそれぞれの生き方があっていいともちろん思う。だから、番組を見ていても、勝間さんはそういうふうに生きてきたひとなんだなあって思うだけだった。でも、世の中“それが良い”っていう流れには違和感がある。勝間さんやカツマーに喧嘩を売る気はないけれど、人生無駄があってもいいじゃないって、わたしなんかは思うんだよなあ。