Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

コラム法

カウンセリングの課題(そう書いてある)をこなすべく、2駅先のカフェへ。
正直、これだけ休んでいると、何で自分はこんな風になっちゃったんだっけ?と思うことがしばしばある。要するに、仕事上で抱えていた問題を忘れてるんですね。あんなに泣きながら仕事してたのが嘘みたい。“忘れる”という機能は必要なんだなー。
とか言ってると何も解決しないので、まずは記憶を呼び起こすべく、2009年の日記帳を読み返す。…年明け早々、「忙しい・わからない・うんざり・疲れた・頭痛い・お腹痛い・全身だるい・つかれた・何もしたくない・もう何をやっても上手くいかない」云々のオンパレード。わたしってこんなに疲れていたんだ…と思った^^;確かに忙しかったし疲れていた。しかし、忙しいことに充実感があったりもしたはずなのよ。不思議なことに、それはどこにも記されていなかった。きっと、日記帳に書いてあるわたしが本当(本心?)のわたしだったんだろうなあ。
ひととおり読み返したあと、仕事でのメモを書きなぐったノートを見る。…これはコラム法を書く上であまり参考にならなかった。続けて、仕事上で問題が起きた時、上司から注意された言葉を書き留めておいた手帳を見る(我ながら書くの好きだな)。色々書いてあった。そのなかから「これは」と思うものをいくつか挙げ、課題の用紙に『状況(出来事・記憶など)』、『感情(その時の気持ち)』を書く。『感情』を書き終えた頃には心もグッタリ。気づけば飲んでいたアイスコーヒーの氷が溶けて、味が薄くなっていた。
ホットココアを追加注文して、『行動(何をしたのか)』、『自動思考(自然にわきあがる考え)』を書く。最後は、『適切な考え(考えられる別な考え)』なんだけど、もうそんなこと考える余裕はなくなっていたので家に帰った。
来週のカウンセリングまでに全部を書けばいいんだけど、やっぱし疲れる作業だなーと思った。作業中に聴いていたミッシェルのライブ盤に気持ちが助けられた感じ。こんなことしても変わらなかったらどうしようという後ろ向きな自分が頭の片隅にいることを確認しつつ、とにかくいまは認知療法を続けようと思う。