読んだ

最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!

読み始めは、「あーこれは別に買わなくても良かったかも」と思ったんだけど、読み終えると「やっぱし買って良かった」と思えた。細野さんの文章は非常にわかりやすいので重宝してます。
この本では『年金』と『日本の財政破綻』を中心に話が展開されています。どちらのネタもマスコミが破綻破綻と騒いでおりますが、ちょっと立ち止まってよく考えてみると･･･んなこたぁないワケについて、かわいいイラストつきで書かれています。とりあえず『年金』については、2005年にマークした最低出生率を下回らない限り破綻はしない仕組みになっていること、民主党の“年金一元化（案）”は民主党が言ってるほど特別必要ではないこと、ミスター年金こと長妻さんがいま大人しい理由･･･などがよくわかりました。笑。『財政破綻』については、もう一度読む必要があるなーと思いつつ、国債の利率が上がっていかない限りは財政破綻は起こらないことと、“低福祉低負担”などといったお金の使い途について選んできたのは、まぎれもない日本国民だってことなどがわかった。民主党は“高福祉低負担”をマニフェスト（笑）に掲げて（しまって）いるから、戦後初の国債が税収を上回る事態が引き起こされたのは当然なんだよねーでもそれを選んだのが有権者だからねー（棒読み）･･･ってことか。
日本国民は経済について小さい頃から学ばなかったから、それが、ちょっと煽られただけで大きく不安がってしまう原因と細野さんは書いていた。それはとてもよくわかる･･･。なにせ自分がそうだから。んー。考えないことは罪に等しいですな。ひしひしと感じます。ってことで、ネットやニュース、出版物などなど、今後もいろーんなところで日々勉強させていただきまっす！
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