Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

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今回の地震で多くのことを学んでいる。
地震が来たときは、まずはこころを落ち着けること。会社や家から遠く離れた場所にいたときは無理して帰ろうとしないこと。送ったメールは1時間後くらいに通じること。電話はその日の深夜に繋がったこと。2、3日ロクに食べなくても健康に影響はまったくないこと。ただし、当面しのげるくらいの水や食糧は置いておくこと(これは会社にいた場合もそう。実際に食べなくても「あるから大丈夫」という安心につながる)。被災地に向けてできることは、募金をすることと祈ること。テレビや新聞は不安を煽るメディアだということ。ケータイやネットの情報・デマメールに振り回されないこと。情報を見極める眼を持つこと。感情的にならないこと。余震が来たら数を数えること。震源地から離れた首都圏でも食糧やガソリンの買占めが起こること。不安が不安を呼ぶこと。しかし自分自身に心の余裕を持つことができれば「なんとかなるさ」と思えること。食べ物については、うちには幸か不幸か子供がいない、だから食べさせなきゃいけないという責任がないこと。大人二人なら本当になんとかなる。ライフラインがいきていることが、こんなにもありがたいこと。出勤できなくても自宅で作業できる環境が整えられる会社に勤めていること。
すべてに感謝している。自宅で作業中、外から聞こえる子供の笑い声に救われた。
被災地の一日も早い復興を祈っています。