Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

週末のこと

5/14
近所に気になるカフェができて1ヶ月。時間の都合も合わなくてなかなか行けなかったんだけどようやく行けた。ずっと空き家だったそこは古民家風のカフェだった。まだあまり食べられない時期なので、オットとふたりでホットサンドプレート一皿を頼む。美味しかったのは、それそのものなのか、カフェの居心地なのか、オットと一緒だったからなのか。そのどれもなんだろうな。
夜は、以前よくライヴを観に行っていたライヴハウスでちゃんこ鍋と肉じゃがを食べながら、好きなひとたちとお話(ちなみにライヴはなかった。笑)。音楽のこと、日々の暮らしのこと、いろいろ話した。楽しかった。彼らとはずっと、「バンドとお客さん」という間柄だったけど、彼らが活動休止してしまってからは友達というか、同じ目線の大切な人になった。それがすごく嬉しい。活動休止とともに縁が切れることなんて当然のことだと思っていたから。いつも誘ってもらってばかりで申し訳ないと思う。だから、一緒にいる時間は楽しい気持ちになってもらいたいって思う。この縁を、ずっとずっと切らさないように。

5/15
ふらりとひとりで埼玉スタジアムへ行った。浦和レッズの応援、というよりもスタジアム観戦の雰囲気を味わうため。本当は、オットが朝から撮影でいないということで、家にひとりでいるのがイヤだった、というのが事の発端。ライヴハウスで知り合った人が浦和レッズのサポーターで、埼玉県民のわたしはその人からレッズについて熱くよく語られている。笑。で、話を聞くうちに興味もあって、ふと、「行ってみようかな?」と思った。その人に、「女ひとりがふらりと観に行っても平気?」と訊いてみたら、大丈夫だよ、ということでSC指定席(野球で言うところの外野席のような)チケットを取って行ってきた。
ひとりで行くのはさすがに緊張して、自宅から最寄の浦和美園駅に着くまでトイレに3回駆け込んだ(ホントにもう・・・)。でも、スタジアムで彼がやってきて一気に安心した。短い時間のなか、スタジアムについてざっと説明してくれて、席まで案内してくれた。わたしの席からは、彼が応援しているゴール裏がよく見えて、試合中は、ゲームも観つつゴール裏の応援も見つつ、という感じ(そもそもサッカーのルールをよく知らない)。あっという間の2時間だった。レッズサポーターの応援が本当に熱くて、熱中できる何かがあるのは本当にすごいことだな、と思った。チームが好きというよりチーム愛?とにかくすごかった。テレビではちょいちょいゲームを見てたけど、実際見ると迫力が全然違う。行ってみてよかった。また行きたい。
しかしわたしはすごい人とつきあっていたんだなあ・・・笑

そんな週末。