Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

ワークショップへ行ってきた

去年、ヒプノセラピーを受けたんですけど、そこの先生が主催するワークショップに参加してきました。テーマは潜在意識。潜在意識と繋がって、今年の目標決めてそれに邁進していこうぜ!という、なんとも新年らしい内容です。
ワークショップの内容としては、まずは瞑想の練習からスタート。一度ヒプノセラピーを受けたこともあって、その後も自分なりに瞑想に励んでいたんですけど、自分ひとりじゃなかなかうまくいかないんですよねぇ・・・。大体、雑念だらけで集中できなくて終わり(^^;このワークショップでも初めは自分ひとりで行ったんですが、やっぱり雑念だらけで終了。次に、先生の誘導でもう一度瞑想をしました。するとすんなり入っていけました。イメージを浮かべるように誘導されたのですが、わたしは真っ白な四角い箱のなかに入っていて、その箱ごと海のなかにぷかぷかと浮かんでいるイメージでした。これからはこのイメージを使って、日常でも瞑想してみよう。
次いで、顕在意識で決めた目標を紙に書き、それを選ぶという作業。ちなみにわたしは「貯金」「妊娠」「転職」の3つ。どれもリアルだな・・・。それらを書いた紙を折って、隣の方にシャッフルしてもらって、ひとつだけ直感で選びました。もちろん、何が書いてあるかは自分でもわかりません。
その紙を握りしめて(これはわたしが。他の方は持っていたり持っていなかったり)、再びイメージング。すると、そこは真っ暗闇でした。どうやら木の穴のなかのよう。闇のなかを歩いて行くと古びたレストランのような、ちいさな部屋にたどりつきました。いくつか席があって、壁には写真が飾られてた。しばらくすると少しだけ明るくなって、その灯の前に座ってじっと眺めてました。金色のようなオレンジ色のようなその灯は、見つめているだけでほっとして安心しました。ずっとニヤニヤしながら眺めてた。すると後ろからわたしを呼ぶ声が聞こえました。返事だけしてその場を動きませんでした。それからまた時間が経って、再び呼ぶ声が。今度は返事をしてその灯に「待っててね」と声をかけてその場を離れたところでイメージングが終了。目が覚めてからイメージしたものをイラストに描きました。そしていよいよ自分が直感で選んだ紙を開いてみると、そこに書かれていたのは
「妊娠」でした。笑
あたしゃどんだけ母親になりたいんだ。その前に就職するとか金貯めるとか、やらなきゃいけないことあるだろうに・・・と思いながら、自分が見たイメージを紙に描き、見たもの(灯や真っ暗闇の道など)が象徴することを自分なりに解釈。そしてそれをグループごとにシェアしました。見てもらった方には、「灯は希望のようだと思った」「呼ぶ声はスタートの合図なのではないか」と客観的に言ってもらい、気づきを得ることができました。
最後に目標を顕在意識で考え、それをもとに「未来の自分」をイメージして終了。あっという間の3時間でした。
ワークショップに参加してみて思ったのは、潜在意識はとても正直なのだなー、と。ということは。いいことも悪いこともそのまま表にヒョッコリ現れるのでは?などと予想。いまだに潜在意識とはなんぞや?状態なのでハッキリ言えないけど、そんなふうに思いました。ただ、「いままでの不安や恐怖も結局は自分が創りだしたもの」という言葉に対し、理解が深まった気がします。それまでは「こわいものはこわいんだ!」だったので・・・。
今回決めた目標(なのか・・・)は、実現するのに半年から1年様子をみてみましょう、と言われました。が、本当は2年で叶うものなのに1年でやめるのはもったいない、というお話や、まして自分の場合は授かり物なんで、とりあえずは転職かなー、と思いました。「妊娠」を諦めるわけでもなく、だからといって執着するでもなしに、今年一年過ごしてみようと思います。
いままで、写真とか趣味に関するワークショップに参加したことはあったけど、こういった目に見えない、手で掴めないようなワークショップに参加するのは初めてだったので楽しかったです。また行きたいなあ。