読んだ

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

えらく売れてますね。個人的には興味がなかったのですが、実家になぜか置いてあったのでせっかくの機会だしと思い読んでみました。ちなみに香山リカの本を読むのはこれが初めてです。
『しがみつかない生き方』という本のタイトルを始め、各章ごとのタイトルと本文が、なんかこうかみ合っていないというか、「で、結局何が言いたいの？」というツッコミどころ満載の一冊。タイトルからして指南本のようにみえるけど、実際は香山リカの日記だなと思った。第10章の、「勝間和代を目指さない」は、「ふーん、まあそうだよね」という感想しか生まれなかった。といいますか、全体的にそんな感じだった。「ふーん、まあそうだよね」の連発。ひねくれものですみません。本そのものは、読みやすいので時間つぶしにはちょうど良い一冊だとは思いますが、あらゆる本を読んできたひと達には、この本に求めるものは特にないような気がします。