Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

入院3日目

特に痛いとか苦しいとかなくよく眠れた。動くとおへそ周りがちくちく痛む程度。でも少し気になるので、看護師さんに痛み止めの点滴をお願いした。つまり我慢できる程度の痛み。


この日の朝に主治医の回診でOKが出たら点滴や心電図、カテーテル、フットポンプといった管もろもろが外れる。しかしなかなか来ない。結局お昼前くらいになってようやく来て、OKが出る。これで解放されるー。点滴だけ終わるまで入れたままで、他の管はすべて外れました。思ったほど苦痛はなかったけど、なきゃないでやっぱりスッキリする。
手術後ずっと寝たきりだったけど、わりとすっと立つこともでき、その場で足踏みもできた。血栓予防のための着圧ストッキングはまだ履いておいてとのこと。歩き始めに飛びやすいらしい(こわい)。とりあえず歩いてみようと、部屋をうろついてみる。おへそ周りは痛いのでかがんだ状態でゆっくり歩く。進化途中の人類みたいだな、と思う。
なんやかんやしてたら母と妹が来た。妹は子供の頃入院したことがあって、「わたし点滴終わったこと気づかなくて、血が逆流したことあったなあ」なんて話をしていたら、わたしもその状態に(汗)。入院中、これがいちばんびっくりしたかも。
とりあえずほっとしたら、予定よりも早く生理がきた。念のため用意してきてよかったよ・・・。看護師さんにそんな話をすると、「なんでか重なる患者さん多いんですよー」とのこと。やっぱりストレスとか関係あるのかな。
この日のお昼から五分がゆが出る。運ばれてきた量がまた多い。けど、お腹すいてるしいっぱい食べるぞー!・・・と思っていたのだがやっぱり食べられない。ほとんど残してしまってしょんぼりでした。
とはいえ、夜の全粥はほとんど食べられた。食べると体力の回復も早い気がする。実際、半日単位で良くなっていくのを感じてました(どこが、というのはわからないけど)。そして、口からご飯が食べられることのありがたみをかみしめる。
痛みは、前日に比べて少し強い感じがしたけど、お昼と寝る前に痛み止めの薬を飲んだらしのげる強さ。痛いのも気持ち悪いのもほとんどなくて、安心して過ごしました。傷の痛みよりも生理痛の方が気になったくらい。
ただ思いもしないトラブルが、というのも、血栓予防のために履いていた着圧ストッキングを脱いだら、肌がめっちゃかぶれていた・・・。一応、履く前に看護師さんにアレルギーやテープによる肌かぶれはないかどうか聞かれ、「ないですよー」と答えたものの、かぶれるのか・・・わたしの肌・・・。とりあえず様子見のまま就寝。