Tan-Tan

パートナーを自死で亡くしたグリーフサバイバー(自死遺族)の毎日を淡々と綴っています サイト→『andante』https://andante069.amebaownd.com/

離婚をしました

はい。笑
ここまで来るまでいっぱい悩んで傷ついてきたから、届を出した後は逆にすっきりした気分だった。それでも、届を出すまでは、やっぱり悩んだし、こっちの道でいいのか迷いもした。けど、離婚したいと言い出したのはわたしだし、やっぱり自分の家族をつくることを諦めきれなかった。そして、それをオットとつくるはもうできないって、わかってしまった。
届を出す時、何のサインかわからないけど、臨月近くの妊婦さんがふたりも前を通って、なにかの手続きを旦那様としあわせそうにしているのを見て、やっぱりわたしはああなりたいって思ってしまうんだ。夫婦をやっているうちは。
・・・それはともかく、届を出している最中、係りの人がどこかへ行ってしまって、机の上に届を出したまんま、ぼんやり置き去りにされてしまったわたしは、うしろにたくさんの人が通るたんびに、何の羞恥プレイかと思ったね。笑
結婚届はふたりで出したけど、離婚届はひとりで出した。
離婚したと言ってもしばらく同居は続くし(無職とかローンとか・・・)、名字が変わる以外はあまり変わらないと思う。いちばん変わるのは、自分の気持ちかなあ。もうこれで、後戻りできないもんね。
たぶん、この選択をしたことについてこれからもたくさん悩んで傷つくんだと思う。でも絶対、こっちの道を選んだことは後悔しない自信もある。思えばそうやってずっと生きている気がする。死ぬまでそうやって生きて行く。亡くなった父親との約束を果たすためにも。昨日は、亡くなった父親の七回忌だった。
オットには感謝している。オットからいろんなことを学んだ。たぶんこれからも関わりあって生きて行くような気がする。そしていろいろ学ぶんだと思う。もし、関わりが無くなったとしても、気持ちは変わらない。ありがとう。その気持ちは変わらない。